2021年6月 ヒヤリ・ハット状況

久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。


6月のヒヤリ・ハットでは、激突・挟まれ型が多く報告されました。
27%のうち、玉掛け関連 5件、 風で煽られた 2件、 あわてた 1件、 その他 3件
特に、玉掛け関連では、3・3・3運動(30㎝巻上、3秒間停止、3m離れる)を行っていたら
防げたと思われます。
特に、玉掛け作業員が3m離れるが、わかっているけど・・・と思われます。
しかしながら、作業員が事故を防ぐ唯一の手段、吊り荷の側にいない事を実践できるのが
3m離れる事と思います。
人払いを確認してから、巻き上げるよう実践して下さい。


交通事故型では、鹿の飛び出しや交差点での出会い頭の危険などが報告されています。
クレーン車特有の死角などもあります。7月23日札幌で、路上駐車中の宅配トラックに
ブームから突っ込んだ事故が発生しています。
幸い死傷者はいなかったのですが、原因は「運転者のよそ見か?」とTV報道されていました。
黄色いクレーン車が映っていました。久慈重機のクレーンではなくホッ!としました、社名も
映り、企業としてのダメージも考えられます。
走行中は運転に専念し、少しでも死角が確認された時点で、即徐行するなどして、安全を確認
して下さい。


ヒヤリ・ハット予報

8月は、暑い日が続くことが予想されますので、こまめな水分補給や塩分補給を心掛け、
熱中症対策を行って下さい。
また、冒頭でも記載していますが、激突・挟まれ型についても懸念されます。
重大災害につながる要因です。3・3・3運動 特に人払いの徹底をお願いします。
交通事故型では、学生の夏休み期間でもあり、またお盆休み等もあり、他府県からの車両も増加
すると思われます。
急な割り込みや、飛び出しなど予想されます。「かもしれない」と確認して走行願います。
最後に、夏季休暇がありますが、コロナ過マスクの着用や三蜜を避けるなど徹底し、暴飲暴食
を防ぎ休暇明け、体調万全で出勤される様お願いします。